「踏みはずし」ミシェル・リオ著 堀江敏幸訳
[堀江敏幸論のために]
冒頭の書き出しが何とかならないものか。読み進めていくと全く違和感はなくなるのに。原因は語尾の単調さではないかと思う。「た。」で終わる文章が続いているが、原文ではきっとそんなことはないはずだ。訳すときに、そういうところまで訳してもらわないと、原作のもつ魅力が半減してしまう。不可能を承知で何とかしてほしい。と、「完全な虚構」である「私」がそう語った。
- 作者: ミシェルリオ,Michel Rio,堀江敏幸
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2001/07/01
- メディア: 新書
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