司馬遼太郎「空海の風景」上・下

空海の風景〈上〉 (中公文庫)

空海の風景〈下〉 (中公文庫)

この間、空海のことについて喋っていたとき、「水上勉の本で読んだ」と話していたのだが、司馬遼太郎の間違いだった。
水上勉は「良寛」だった。
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10年ほど前に読んだが、やはりこれもあらためて読み直さないといけない。本は一冊だけ単独で読んだらもったいない。いろいろな繋がりをたどりながら、極端な場合は同時に何冊も読みながら吸い込むように吸収しながら読むのがよい。
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いま、仏教をめぐる本を読むと脳が喜んでいるのが分かる。そういうタイミングの時には一気に放り込んでしまった方がよい。これまでの経験からそう確信している。