【テーマ】ツールドフランス観戦記


 ことしで100回目を迎えるツールドフランスを夫婦で観戦してきた。

 第5ステージから第9ステージまでと、移動日には今回のコースには含まれていない伝説の峠であるトゥルマレ峠に登った。

 自転車はレンタルで。スペシャライズドのルーベとトレックのマドン。カーボンなので、普段乗っているクロモリよりははるかに軽かった。

9月1日
 関西国際空港を出発。トルコ航空でまずはイスタンブールへ。
 イスタンブールではトランジットのため、約6時間待機。暇を持て余していたので、機内でもらったsudokuに挑戦。
9月2日
 午後、マルセイユ空港に到着。スーツケースが中々出てこない。一度動き出したバゲッジのレーンが一旦止まってしまう。窓の外を見ていると、まだ飛行機からコンテナが運び出されているのが見える。出迎えに来てもらっているので、遅れることを伝えるため、相方に電話をかけてもらった。
 無事にスーツケースを取り上げ、出口で出迎えのスタッフと再開。日本で食事して以来だ。

 次に到着する同じツアーのMさん、Sさんを待つため、国内線のゲートへ移動。何故か、駐車場も移動。

 Sさんの自転車が輸送中に壊れていたため、オフィスへ。スタッフは電話で修理してもらえる自転車屋の手配もしている模様。

 車でエクス郊外のホテルに移動。窓から見える風景が目新しい。

 すでに到着していた方々がホテル前でたむろしていたが、誰が誰だか、何が何だかよく分からない。レンタルする自転車を受け取って部屋へ。
 スタッフから簡単に注意事項を聞いたあと、とりあえず、エクスアンプロバンスの市街へ自転車で行くことにする。
 もらった地図をたよりに走ったが、右側通行だし、交差点のしくみも分かりづらかったこともあり、道に迷ってしまう。
 酔っ払いのおじさんが声をかけてきて、どこに行きたいのかと聞いてくるが、こちらはここがどこかを知りたいのに会話が噛み合ない。二人目のおじさんがやってきて、結局、ミラボー通りまで歩いて先導してくれた。
 ミラボー通りは観光客が多く、洋服屋さんなどの屋台が並んでいた。

 ホテルまでの帰りは道も分かっているのでスムーズに戻ることができた。でも、ホテル近くのお店がすでに閉店していたので移動販売のピザ屋でピザとビールを買ってホテルに戻った。明るいので錯覚してしまうが、すでに20時を過ぎていたみたいだ。アンチョビのピザは少し生地が厚めだが美味しかった。
 ビールがもっと欲しくなったので、もう一度ビールだけ買うためにピザ屋へ。
(一日目終了)

ツール・ド・フランス (講談社現代新書)

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