インタヴュー(114)

−テーマを模索中とのことですが、何かヒントを得られたとか。
 原点に近いところに、「建築」があるという確信が深まっています。
 「建築」は、「大工」に近いのかもしれません。もちろん「左官」も入ると思います。かなり手仕事的な感覚をもった「建築」です。
 きのう、書店でこの本を立ち読みしていたら、やはり、この人のことをもっと知りたいと思いました。

中村好文 普通の住宅、普通の別荘

中村好文 普通の住宅、普通の別荘

 そして、心理学をどう組み合わせることができるか。と、いうことを考えている。
 たとえば、安直に発想するなら
 「間取り」×犯罪、離婚
 といった関係を調べるとか。
−たしかに、ちょっと安直なようですね。それと、データが集まらないでしょうね。
 もう一度考え直してみたいと思います。
 荒川修作の本をもういちど最初から読み直してみようと思います。
建築する身体―人間を超えていくために

建築する身体―人間を超えていくために