商品開発(40)

「キャッシュを産む家」プロジェクト その2

 実際に広告の掲載されている物件をもとに具体的にケーススタディを行う。もちろん、「これはいける!!」となれば、本当に投資する。

[ケース2]ーcorner groceryー
 急行の止まらない観光地の駅近。徒歩5分以内。
 坂の途中に小さな店舗だった建物がある。
 敷地の南側は更地になっている。
 建ぺい率が40%、容積率200%の近隣商業。
 恐らく元々はパン屋か駄菓子屋さんのような店舗だったのだろう。
 観光客が歩くルートではあるが、ハイキングの高齢者がほとんどだろう。
 坂の途中だから、景色は悪くないが、周辺に店舗がほとんどない。
 用途が本当に難しい。
 峠の茶屋か、ギャラリーだろうか。
 ギャラリーが良いかもしれない。
 この古家を活かしてギャラリーとし、南側に生活のための小さな二階建ての家を建てる。
 画廊+beer hall

 この建物を見たとき、なぜか、かわいらしい印象を感じた。これを壊すという気持ちになれない。corner groceryというパタンが使えないだろうか。コミュニティのための小さな商店として。近隣の1,000人の住民のための店として。
 street cafe, individualy owned shops
 あるいは、セレクトショップはどうか。
 500円〜2,000円位の価格帯の商品を中心に。
 奈良のアーティスト(工芸作家)の作品を販売するような店に。

 問題は、採算性である。
 家賃ならいくら取れるか?せいぜい5万円/月程度だろう。年に60万円。
  利回り8%:  750万円
     7%:  857万円
     6%:1,000万円
     5%:1,200万円
 なかなかこれも微妙な価格設定である。
 

トミーテック ジオコレ 建物コレクション 057 蕎麦屋・茶屋1 ジオラマ用品

トミーテック ジオコレ 建物コレクション 057 蕎麦屋・茶屋1 ジオラマ用品