インタヴュー(52)

−検討中のビジネスモデルについて教えてください。ターゲットはどのあたりに置いているのですか。
 女性ですね。少し高い目の年齢にしてみようかと。30過ぎから40代まで。性的に一番充実した時期が良いのではないかと。
−女性が食いつけば、男性は後から付いてくるということですね。
 まあ、そういうことです。別に男性は付いてこなくても良いのですが。
−ビジネス・パートナーは必要ですか。
 基本的にはひとりでやりたいのですが、複数のパーソナリティーが関わることによる効果もあるのではないかと思っています。商売は新鮮さを保つことが求められていると思いますし、わたしのできないことが出来るひとはとくに必要だと思います。まずは、ソフトウェアを構築したいと思っています。
−ソフトウェアとはどんなものを想定されているのでしょうか?
 コンセプトからはじめて、商品設計をします。抽象的なところから始めて究極の理想の商品を設計する。そして、その究極の理想の商品を実際に現実化するために必要なことやものを検討します。それは、人材であったり、原料であったり、資金であったりといったことですね。はじめから限界を設定してしまうと発想が広がりません。とにかく、究極の商品を開発してみる。そこからスタートするべきなのです。その商品が魅力的であるなら、ひとやお金は後からいくらでも集まってくるのだから。
−project Noiseでは本の出版ということが最初の目標に設定されていました。平成18年の1月でした。その後、未だ一冊の本も出版されていないのですが、今後の計画はいかがですか。
 常に出版については意識しています。いまもそうです。とにかく、小さなパンフレットのようなものはすぐに作りたい。もう、イメージは出来上がっています。後は、手を動かすだけ。

会社のつくり方 (日経文庫)

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