姫路滞在記

ほぼ計画どおり、土曜日の朝9時前に姫路駅に到着。無料のレンタサイクルを借りるため、駅構内の観光案内所が開くのを待つ。10人ほどの行列ができていて中国語が飛び交っていた。観光案内所の窓口の方も日本語の方が苦手な感じだった。アジアからの観光客が多いのだろう。カギと地図をもらって少し離れた駐輪場に自転車をもらいにいく。かなり古いママチャリだが、文句はいえない。とにかく北上して姫路競馬場を目指した。場外馬券場があるので競馬場には続々と自動車が入ってくる。自動車で馬券を買いに行く感覚は新鮮だった。道に迷ったこともあり、時間の都合で外を一周回っただけで中へは入らなかったが、園田よりは清潔感があって好印象だった。そして、姫路市立美術館へ向かったのだが、残念ながらデルヴォーの絵を観ることはできなかった。常設展も展示替があるようで今回は元個人コレクションだった作品の展示だった。200円の料金にしては十分以上の作品を見ることができたので、これはこれで満足。そこに置いてあったギャラリー等を紹介した姫路の地図(井上書林さんの発行?)を見つけて、そこに紹介されているお店などを辿って姫路の街を徘徊した。昼間は営業していないところもあったためか、店内には入らなかったが、いくつか心引かれるお店もあった。そして、11:30の開店を待って『紅鶴』でランチをいただいた。野里地区というふるい町並みに馴染みすぎていて二度ほど前を通り過ぎたが、駐車場の看板を見つけて、その日一番目の客になる。駅から歩くと少し距離があるので、きっと普通はタクシーで行くのが良いのだと思う。ランチはコースが4種類。真ん中当たりの価格のものを選択。大きなワンプレートと飲茶が別に。コーヒーと杏仁豆腐。料理はとても上品な味でかなり満足。活気があって店員さんの印象もとても良い感じでした。