橿原のシネマアークという映画館

 http://d.hatena.ne.jp/shobribri308/20081016/1224165084#c

橿原のシネマアークという映画館が4月30日で閉館するらしい。
http://www.cinemaark.co.jp/time.html

映画は採算が取れないのだろうか?「崖の上のポニョ」クラスの集客力のある作品が年中あれば、大丈夫だろうが。閉館後の建物はどうなるのだろうか。

八木駅は乗り換え客が多い駅だが、途中で降りて映画を観て帰るというひとは少ないのだろう。駅前の南側は区画整理できれいになってきたが、飲食店ばかり。どんな商売でも人通りが多いことが必要なのだろう。

新しく映画館をつくるのはかなり難しいようだ。
「映画館ほど素敵な商売はない」神谷雅子著(かもがわ出版)の巻末の資料にはだいたいつぎのようなことが書かれている。

 法律(建築基準法、消防法、興行場法)と県の条例に関する許可
 利害関係が発生する地元の興行組合、商店街との事前の交渉
 映画会社とのコネクションが必要
 防音等のため建設費用が高くつく

これらの条件をクリアしたうえで当然採算を考えなければいけない。

どこにあれば成立するか?