なぜイタリアの村は美しく元気なのか


 10年以上前に仕事でお世話になった宗田先生の本が出版されていた。
 イタリアの建築がご専門だが、京都のまちづくりなどでもご活躍されている京都府立大の教授だ。

 一気に読んだ。
 イタリアの農家民宿(アグリツーリズモ)が紹介されている。

 これからの日本の農村にとってのひとつの手本となりうるのではないか。いや、すでに始まっているのだと思う。新潟のカーブドッチや長野のヴィラデストなどは、宿泊施設こそ無いものの、観光客が自由にいつでも自由に見学できるワイナリーとして成功している。どちらもヨーロッパの事情に詳しいオーナーが作った施設だ。

 いずれにしても、これから立ち上げる事業は、投資に値する事業にしなければいけない。