【テーマ】ポジション


 5月23日の日経平均株価は、朝方の上昇のあと大きく値を下げ、1,000円以上の値下がりとなった。何らかの明確な理由がある場合には、1,000円前後の下げはありうることは予想できたが、この時期に、とくに明確な根拠も無い状況での下げは想定外だった。
 幸い前回書いたように、個人的にはほとんど処分していたので、第三者的な立場から客観的な見方ができることが救いである。きょうも400円以上下げた1万4142円65銭で引けている。チャートを見ても25日移動平均線をひさしぶりに下へ突き抜けている(突き抜け方も驚きの形!!)が、一息ついた感が強い。
 しかし、昨年11月以来の上昇は、ここ数年の状況からしても尋常ではなかったのだから、まださらに下げることも見据えておいた方が良いのは間違いない。「アベノミクス第二幕」とかいう見出しも見受けられるが、そう易々とことが運ぶ根拠はない。日本株のフェアヴァリューは日経平均14000円というレオスキャピタルの藤野さんの発言がひとつの判断基準だったが、すでにこれを越えているのだから、この後はしばらく調整局面が続くのではないかと見ており、しばらくは日本株への投資を極力控えるというのが現在のポジションである。

 ちきりんさんの5月23日のツイートで、「ずいぶん大きいこと。安倍さん、選挙までは支えないと。RT @jcast_news: 株暴落 終値1143円安、1万4500円割る dlvr.it/3Py1Xc 」とあったが、 ちきりんさんは大丈夫だったのだろうか?

 そんじゃーね。