「ネガティブ・マインド」坂本真二著 中公新書

昨年から放送大学で臨床心理学の勉強を始めた。その、少しかじった知識からしてもかなりきちんとした新書であるように感じる。“学術的な”という意味で。著者はわりと若い(40代前半)が、日本大学の教授である。

もちろん、素人にも分かりやすく書かれているのだが、データの引用が新しく的確なものが選ばれている。(と、思われる。)

うつ病」が社会全体に与える損失は少なくないようだ。