松岡正剛「空海の夢」

空海の夢

空海の夢

空海の夢から始まる。
空海が見た夢ではない。明恵上人が見た空海の夢から始まるということだ。

まだ、最初のいくつかの章を読んだだけだが、少し書いてみる。

情報は西から東へともたらされた。この極東の島国では次々にもたらされる情報を受け入れることが習慣(?)となった。

自ら生み出す必要がないほどに、情報が入ってきたのではないか。それは現代もほとんど状況は同じかもしれない。

そして、島国であることが外敵の侵入を適度に防いだ。
情報を受け入れ、熟成させた。と、いえるものも中にはあるだろう。きっとある。